私とでんぱ組.inc

でんぱ組.incについて

夢眠ねむさん(1)

註:一年以上前から書き始めていたものの、ねむさんの良さをなかなか一言で表せなかったためなかなか完成できませんでした。本日でんぱ組.inc卒業ということで若干見切り発車で公開しています。

 

ねむきゅんの強みは「説明力」「良いところを見出し、それを伝える力」

 

私が「でんぱ組.inc」に嵌ったのは「カルチュラサークル」で「クラフト・エヴィング商會」について熱く語るねむさんをたまたま見たのがきっかけでした。そして、未鈴さん推しになったのも(今となってははっきりとは覚えてないけれど)同じ番組でねむさんが「一番推せるアイドルは未鈴ちゃん」と語っていたのが潜在意識に刷り込まれたのが大きいように思う。

 

「何かを好きになる」ということは非常に感覚的なことで、自分が良いと思ったことを誰かに伝えるのは本当に難しい。

ねむさんは、感覚的な事柄を言語化し伝えるのが本当にうまい。それ故、でんぱ組.incの広報、かつ、メンバーの通訳的役割として、本当に重要な役割を担ってきた。

 

他のメンバーが、時に言葉足らずで、またある時は逆にマシンガントークが止まらなくなって、周りに真意が伝わらないような時、「それって〇〇ってことでしょ?」「言いたいことは分かる。結局〇〇だよねー」などなど、他のメンバーの意見を代弁し、そのメンバーの良さを引き出してくれる。

でんぱの神神では、ねむさんがMC的なポジションをすることが多い。

当初は予算的な問題からかも知れないけど、アイドル番組のほとんどで芸人さんがMCを務めている中、ほぼメンバーしか出演者がいない形式で番組が成立していたのは、ねむさんの存在あってのことだと思う。

「仕切りたがり」「他のメンバーにも喋らせてあげて」などの批判もあるが、今となっては大人組メンバーもそれぞれMCをこなせる程喋れるようになったけれど、初期の喋りに自信がなかった時代を振り返れば、ねむさんの仕切りがなしには相当カオスなことになっていたはず。

 

そして、その仕切りも本来のねむさんの性格や資質ではなく、使命感と努力で形成されたものだと思えてならない。

昔の映像、例えばサンドイッチマンの番組でのねむさんは、ハガキ職人と揶揄されてはいるものの、ツッコミというよりは、ぽわーんとした雰囲気で時折鋭いボケをかます、どちらかと言えば少し不思議ちゃんといった感じの女の子に見える。

もふくちゃんの「ねむちゃんが一番変わった」という発言や、あちこちから聞こえる「昔は泣き虫だった」という話。そして、歳の離れた姉という家族構成を考えると、本来は甘えん坊の妹キャラだったのではないかと思う。

 

※「まろやかな狂気2」に、上記に近いことが書いてありますね。

 

こうしたねむさんの強みが、様々な界隈の方々を繋げる力としても発揮されてきたことは、夢眠祭、夢眠時代、そして今回の武道館公演のパンフレットを見れば一目瞭然だと思う。

でんぱ組.inc卒業、3月には芸能界引退と活動の場は変わるけれど、この強みを持ってすれば、どんな夢も叶うはず。

 

夢眠ねむさん、素晴らしい作品を本当にありがとうございます。

そして、中の人の今後のご多幸とご健勝をお祈りいたします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

知と情、理性と感性のバランス

言語化

サブカル

社会との繋がり

 

仕切りたがり

偏った

いじり

 

怒りを表す

一番変わった

ポワーッとした

本人は嫌がるけど努力

 

妹キャラ