私とでんぱ組.inc

でんぱ組.incについて

夢眠ねむさん(4)ダンス篇

長身が活かされた「ギラメタスでんぱスターズ」終盤で後ろからみんなをゆっくり包み込むような動き

力持ち?が活かされた「VANDALISM」などでピンキーを持ち運ぶ動き

表情の豊かさが活かされた「まもなく、でんぱ組.incが離陸致します♡」の「あなたはRoast Beef」を始めとした数々の顔芸

発想の豊かさが活かされた「サクラあっぱれーしょん」の埴輪のはずがうどんをこねるなどのアドリブ

 

印象的な振り付けがたくさん思い出されます

 

中でも一番好きなのが「でんでんぱっしょん」で、えいたそのリボンを走って渡すところ

これも何事もなくやっているけど「リボンを床に置いたまま立ち位置が変わっていて、次にリボンを使う時どうするか?」という問題に対して、「リボンの近くの人が拾って渡せばいいじゃん!」と解決したYumiko先生が本当に素晴らしい

その組み合わせが「出会ってしまった」二人なのが、またエモい

 

新体制になって、ここの動きがどうなったのかが気になります

「uP!!!SPECIAL BANQUET」では見えなかったので

 

 

 

 

夢眠ねむさん(3)歌唱篇

時には無垢な少女のように、時にはドスの効いた漢のように、ねむさんの歌声は他のメンバーと同様に、でんぱ組.incの個性を形作る重要な要素の一つでした

ライブによって歌い方のニュアンスが変わることは少く、いつも安定した歌唱だったと思います

 

ねむさんパートで一番印象的なのは、やはりなんと言っても「Future Diver」の落ちサビでしょう

この落ちサビ「よ・よ・よ・よ、よ・よ・よ・よ・よ-↓」と終わりますが、このエフェクトを口でやるのって何事もないようにやってますが、実は凄く画期的なことではないのでしょうか?

ライブでは「よー」とやるか、「よー」と歌ってエフェクトをかけるのが普通のような気がするのですが、まさかの「口エフェクト」

でんぱ組.inc以外、音源のエフェクトの再現事情を知らないですし、下手をすればギャグ寸前だと思うのですが非常に効果的です

卒業公演で、ねもちゃんに引き継がれていましたが、まだまだ伸びしろを感じました

 

「口エフェクト」は他にも「ちゅるりちゅるりら」のピンキーの「め・め・め・め、め・め・め・め」がありますね

 

夢眠ねむさん(2)接触篇

ねむさんとの初接触は、おつかれサマー!リリイベの握手でした

 

近くで見るねむさんは、とてもスラっとして美しく、そして背が高かった

私の身長はピンキーと同じくらいなので、ピンキーからねむさんはこんな感じに見えてるのか、と思いました

 

その時のねむさんは凄いハイテンションで、上から見下ろされていることもあって、少々威圧感を感じたことを覚えています

怒らせたら怖いなぁ、と

 

その後、でんぱ組.inc初のオリコンデイリー1位が発表されたのが、思い出深いです

 

初チェキはそれからずっと経ったプレシャスサマー!のリリイベ

結局最初で最後となったチェキは私のたぬきゅんと一緒に撮ってもらいました

でんぱ組.incを知ったきっかけがねむさんだったことを伝えられたけど「みんなきっかけだけなのよ」的な反応に、箱推しでねむさんも好きであることをちゃんと伝えられなかったのは後悔してます

 

そして後は駆け込み的に、まろやかな狂気2と夢眠時代、まどろみのれん酒のリリイベに参加

リリイベのねむさんの含蓄のある素敵なトークを今もよく思い出します

夢眠書店のイベントとかで、また聞けるといいな

 

 

夢眠ねむさん(1)

註:一年以上前から書き始めていたものの、ねむさんの良さをなかなか一言で表せなかったためなかなか完成できませんでした。本日でんぱ組.inc卒業ということで若干見切り発車で公開しています。

 

ねむきゅんの強みは「説明力」「良いところを見出し、それを伝える力」

 

私が「でんぱ組.inc」に嵌ったのは「カルチュラサークル」で「クラフト・エヴィング商會」について熱く語るねむさんをたまたま見たのがきっかけでした。そして、未鈴さん推しになったのも(今となってははっきりとは覚えてないけれど)同じ番組でねむさんが「一番推せるアイドルは未鈴ちゃん」と語っていたのが潜在意識に刷り込まれたのが大きいように思う。

 

「何かを好きになる」ということは非常に感覚的なことで、自分が良いと思ったことを誰かに伝えるのは本当に難しい。

ねむさんは、感覚的な事柄を言語化し伝えるのが本当にうまい。それ故、でんぱ組.incの広報、かつ、メンバーの通訳的役割として、本当に重要な役割を担ってきた。

 

他のメンバーが、時に言葉足らずで、またある時は逆にマシンガントークが止まらなくなって、周りに真意が伝わらないような時、「それって〇〇ってことでしょ?」「言いたいことは分かる。結局〇〇だよねー」などなど、他のメンバーの意見を代弁し、そのメンバーの良さを引き出してくれる。

でんぱの神神では、ねむさんがMC的なポジションをすることが多い。

当初は予算的な問題からかも知れないけど、アイドル番組のほとんどで芸人さんがMCを務めている中、ほぼメンバーしか出演者がいない形式で番組が成立していたのは、ねむさんの存在あってのことだと思う。

「仕切りたがり」「他のメンバーにも喋らせてあげて」などの批判もあるが、今となっては大人組メンバーもそれぞれMCをこなせる程喋れるようになったけれど、初期の喋りに自信がなかった時代を振り返れば、ねむさんの仕切りがなしには相当カオスなことになっていたはず。

 

そして、その仕切りも本来のねむさんの性格や資質ではなく、使命感と努力で形成されたものだと思えてならない。

昔の映像、例えばサンドイッチマンの番組でのねむさんは、ハガキ職人と揶揄されてはいるものの、ツッコミというよりは、ぽわーんとした雰囲気で時折鋭いボケをかます、どちらかと言えば少し不思議ちゃんといった感じの女の子に見える。

もふくちゃんの「ねむちゃんが一番変わった」という発言や、あちこちから聞こえる「昔は泣き虫だった」という話。そして、歳の離れた姉という家族構成を考えると、本来は甘えん坊の妹キャラだったのではないかと思う。

 

※「まろやかな狂気2」に、上記に近いことが書いてありますね。

 

こうしたねむさんの強みが、様々な界隈の方々を繋げる力としても発揮されてきたことは、夢眠祭、夢眠時代、そして今回の武道館公演のパンフレットを見れば一目瞭然だと思う。

でんぱ組.inc卒業、3月には芸能界引退と活動の場は変わるけれど、この強みを持ってすれば、どんな夢も叶うはず。

 

夢眠ねむさん、素晴らしい作品を本当にありがとうございます。

そして、中の人の今後のご多幸とご健勝をお祈りいたします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

知と情、理性と感性のバランス

言語化

サブカル

社会との繋がり

 

仕切りたがり

偏った

いじり

 

怒りを表す

一番変わった

ポワーッとした

本人は嫌がるけど努力

 

妹キャラ

 

 

最上もがさん(1)

もがちゃんの魅力は「実直さ」。「強み」であり「弱み」。

常に直球勝負で、曲がったことが苦手。ねむさんに「いい子なのに誤解されやすいのが悔しい」とまで言われた金色の異端児。

 

でも、6人の中で一番普通で常識人だったのは彼女だと思う。

自分が何者か分からず、やりたい事が見つからず、人の気持ちに敏感で、人のためになりたくて、傷つきやすくて・・・。そして、そんな自分をそのまま受け入れてくれる世界を夢見ている、そんな普通の二十代の女の子。普通と違うのは、そんな彼女が芸能界という過酷な世界に身を置いているという点。

 

良くも悪くも、他のメンバーはもっと割り切っている。一番の違いは、他のメンバーは「中の人」の存在を消し去っていること。「本当の自分」に対するこだわりのなさ。

ステージ上で輝いてさえいればいい未鈴さん。

趣味の世界に生き、現実世界を侵食している相沢さん。

作品としての「夢眠ねむ」に徹するねむさん。

みんなに元気を与えるため理想のアイドルに徹し、泣き顔は見せたくないとカメラを止めさせるえいたそ。

物心ついたときからコスプレイヤーで人前で演じることに長けたピンキー。

 

キャラ作りしてるという意味ではないし、もちろん「中の人」の存在は常に透けて見えるけど、他の5人は仕事の自分とプライベートの自分は完全に分けて生きている。

 

でも、もがちゃんは多分違う。

自分に正直でいたいし、こうした二面性を使い分けるほど器用でもない。

最上もが」としてではなく「中の人」として意見を言うし、「最上もが」として活動していても「本当の自分」を理解して欲しい。誤解されたくない。

 

本当に不器用で辛い生き方だと思うけど、私は良く分かる。かつての私がそうだったから。

10年程前、休職したことがある。

当時の私は、それまでの実績を買われ、海外の会社との新事業の交渉を任されていた。

それまで成果を出してきたし、任された仕事はそれなりにこなしてはいたものの、本来の自分はそんなに押しの強い方ではなく、お互いの気持ちが分かるだけに利害の不一致を気に病み、気が滅入る日々を過ごした。

しかし、ある時こう思い、そして救われた。

「仕事はあくまで職業人としての自分。本当の自分が傷つく必要はない」

 

「もがちゃんもそうすればいいのに」ということではない。でも最近増えている女優のお仕事で「別の自分」を演じることを通じて、少しでも彼女の気持ちが軽くなればいい、とは思う。

ちなみに私は、必要以上に台詞に感情をのせた口先だけの演技が嫌いなので、彼女の身のこなしや台詞回しを割と評価している。 

 

相沢梨紗さん(1)

りさちーの魅力は「二面性」。

光と闇、美しさと妖しさ、力強さとか弱さ、しっかりとうっかり。

二面性から生じるギャップに魅了される。

クールビューティーな面と天然な面が組み合わさり、時に「腹黒サイボーグ」と呼ばれたりもするけれど、未鈴さんが「こんなに優しい人はいない」とよく言うように、基本的には気遣いと優しさに溢れた人だと思う。

 

でんぱ組.incのリーダーとしては、個性派揃いのメンバーをさりげなく支え、みんなに安心感を与える存在。

あまりに自然で気付きにくいこともあるけど、MCやメンバートークで、他のメンバーが上手く言えなかったことや言い足りなかったことを、さらりと言い添える場面がよくある。

リーダーとしての彼女で一番印象に残っているのは、初の武道館が決定したサプライズ発表の時。他のメンバーが狼狽えグダグダになる中、「武道館の前に、このツアーを大成功させて、みんなが安心して武道館に来てもらえるように私達頑張らないと駄目ですよ」と皆の気を引き締める毅然とした姿が素晴らしい。

 

古川未鈴さん(1)

未鈴さんの最大の強みは「鈍感力」だと思う。

「好きの反対は嫌いじゃなくて無関心。たとえ悪口でも、私なんかのためにわざわざエネルギーを使ってもらえるなんて」

「できなかったと落ち込み暇があるなら、できるように努力する」

 

「感情」なんて曖昧なものは理屈でねじ込み、頑固で効率厨な性格と(もふくちゃん曰く)「まるでサラリーマンのような堅実さ」で、「アイドルになって見返したい」という夢を叶えてきた。

 

未鈴さんのブログの最初の方、撮影イベントのお知らせが時々投稿されている。アイドルになる夢に繋がるかも知れない、ほんの僅かな可能性を信じた活動。

そして10年前の今日、立ち上げ後間もないディアステージに彼女は初めて出勤した。

勝算はなかったかも知れない。でも信念はあったと思う。